いつかいいうたできるかな

うた作りと弾き語り

旅の終わり

20代の頃に書いた歌詞があったので、それに曲をつけてみました。

今はこういうタイプの歌詞はほとんど書きませんね。

 

旅の終わり

 

空から見下ろす尾根は夕陽の赤にとけ出して

生きる哀しみを僕に思い出させる

旅路の途中で寄った山あいの小さな町

音楽に誘われて古びたパブに入る

異邦人を見慣れない青い眼差したち

ひとりになりたくて旅を続けていたけれど

ギターを奏でて見せた 人々が笑顔になった

ただそれだけのことがうれしかったんだ

 

酒場で知り合ったフィビーはセスナのパイロット

町へと小荷物や手紙を運んでいた

「若い頃、」そうフィビーは言った

「ここから抜け出したくてライセンスを取ったの

けれど空を飛んだら、そんなふうに考えてたことさえ忘れたわ」

自由にあこがれて旅を続けていたけれど

見送りの子どもたちにさよならと手を振り返す

セスナは僕を乗せて空へと発った

ギターを奏でて見せた人々が笑顔になった

ただそれだけのことが うれしかったんだ