いつかいいうたできるかな

うた作りと弾き語り

HISS GOLDEN MESSENGERさんの弾き語りアルバム

 

BAD DEBT

BAD DEBT

 

 

前にも書きましたけど、たくさんあるようで意外とない完全弾き語りアルバムをまたみつけましたので載せておきます。

味わいがあってとてもいいです。

聴いていて静かな気持ちになるので弾き語りが好きです。歌いながら自分をみつめているような、良い意味で内省的な感じの弾き語りが好きです。

引退します若者から

 

僕よりみんな楽しそう
僕よりみんなカッコいい
僕よりみんな夢があり
僕よりみんな嘘がない 

金より髪を増やしたい
友より子どもといたい
古着を着るとみすぼらしい
女は見ているだけがいい

引退します若者から
渋谷で道に迷った
街よりうちが落ち着きます
期待をしないことにも慣れた
夏が終わって行く 

 

「金より髪を増やしたい」などと歌うと心配されるかもしれないけれど、昔とあまり変わりはないです。

ただ、もみあげがないのも相変わらずで、もみあげがない上にそのわずかなもみあげ部分の毛がほぼ白髪になっているので、遠目だとなおさらお椀をかぶっているように見えてしまう、この頃の僕です。

  

ベン・リーさんの新譜

Ben Leeさんの新譜(といっても去年の10月に発売されたものらしいんだけど)がとっても良かった。

 

有名なソロデビューアルバムよりも、2枚目のアルバムが大好きで1997〜8年頃よく聴いていた。3枚目以降、サウンドが派手になってあまり僕の好きな感じではなく、チェックはするもののそれほど聴かなくなっていたんだけど、12枚目のこのアルバムは大好き。こんな感じのうたを自分も作れたらいいのになあと思う。

 

Freedom, Love and the Recuperation of the Human Mind

Freedom, Love and the Recuperation of the Human Mind

 

 

 

奇跡を待つ旅人


これも20代の頃に書いた詞です。

まだ結婚もしてないのになんでこんな詞を書いたんでしょう(笑)

 

奇跡を待つ旅人

 

静かすぎるほど静かな部屋

子犬も眠る夜のしじまに

となりで眠る妻の寝息は

アダージョを心地よく奏でていた

欲しくてできない子どものことをもう

考えるのはやめよう

あの日教会で誓った

イノチノカギリアイシマスカ?

マモリウヤマイアイシマスカ?

光の中で祝福された

言葉は祈りのように響き

奇跡を待つ旅人

 

久しぶりだよね ふたりで銀座へ

甥の入学祝いを買いに

人混みの中ではぐれないように

小指をぎゅっと握ってくる君は

今も妹のよう

きれいな服を見るまなざしは

若い頃と少しも変わっていない

いつかオーロラを見たいと言っていた

君の願いをいま叶えに行こう

叶わなくてもまた叶えに行こう

言葉にならぬ想いを胸に

奇跡を待つ

イノチノカギリアイシマスカ?

マモリウヤマイアイシマスカ?

光の中で祝福された

言葉は祈りのように響き

奇跡を待つ旅人

 

 

歯医者とバリ島のエステ


これはエッセイを曲にはめこんだ感じです。

何年も前にバリに行ったんですけどね、もう一度その全身エステをやってもらいたいかというと、もういやですね。なんかこわいです(笑)

 

歯医者とバリ島のエステ

 

歯医者に行ってきました あおむけにされて

口の中をいじられるのは いやなものですが

だんだんともう

どうにでもしてって気持ちになりますね

 

バリ島へ行ったとき エステサロンに入り

下心はないけれど 女のマッサージ師を

ひそかに期待してたら

部屋で待ってたのは男の子

 

パンツも脱いでと身振りで言われ躊躇したけれど

すっぱだかになってビニールの台にうつぶせると

顔のところに丸い穴 のぞいた先にはハイビスカス

 

水瓶に浮かんで 咲いてました

暗い水に浮かぶ一輪の赤い花

 

オイルを背中とお尻に とろーっとたらされて

はじめはひやっとしたけど 手でさすられていると

熱いぐらいになってきて

甘い香りにうっとり

 

はじめのうちはなんだか気持ち悪かったのに

だんだんともう好きにどうにでもしてってなりますね

 

最後にフリチンのまま僕を立たせると

立膝でヨーグルトを塗ったくってくれた

そんなこと彼女にもしてもらったことないのに

 

 

旅の終わり

20代の頃に書いた歌詞があったので、それに曲をつけてみました。

今はこういうタイプの歌詞はほとんど書きませんね。

 

旅の終わり

 

空から見下ろす尾根は夕陽の赤にとけ出して

生きる哀しみを僕に思い出させる

旅路の途中で寄った山あいの小さな町

音楽に誘われて古びたパブに入る

異邦人を見慣れない青い眼差したち

ひとりになりたくて旅を続けていたけれど

ギターを奏でて見せた 人々が笑顔になった

ただそれだけのことがうれしかったんだ

 

酒場で知り合ったフィビーはセスナのパイロット

町へと小荷物や手紙を運んでいた

「若い頃、」そうフィビーは言った

「ここから抜け出したくてライセンスを取ったの

けれど空を飛んだら、そんなふうに考えてたことさえ忘れたわ」

自由にあこがれて旅を続けていたけれど

見送りの子どもたちにさよならと手を振り返す

セスナは僕を乗せて空へと発った

ギターを奏でて見せた人々が笑顔になった

ただそれだけのことが うれしかったんだ

 

今でも君を好きって言ったら

 

元になったメモはこんなでしたが、

 

夢を見ながら
今自分は夢を見ているんだなと 
考えていることがある
そんな恋だった
君と過ごした時間
それはあまりにもおぼろげで
今なのに今じゃないみたいで
しっかりつかんでいないと
消えてしまいそうで
だから必死になって
君にむしゃぶりついて
しがみついて
きつく抱きしめ続けて
傷つけてしまった

 

1番を男の、2番を女のセリフにしてみました。

 

 

今でも君を好きって言ったら

 

今でも君を好きって言ったら
君は僕のこと張り倒すかな?
投げ飛ばすかな? 刺し殺すかな?
ああ わたしも今でも大好きなんて
言い返してなどくれないんだろうな
けれど言おうかな
ああ 僕のこと今でも好きかい?
好きかい?
 
夢を見ながら 
今自分は夢を見ているんだと
気づいていることがある
そんな恋だった
あなたと過ごした日々は
ああ それなのに
「好きかい?」って 何?その「かい」
バブルの頃のセリフ?
好きかい 好きかい 僕のこと好きかい?
ああ 海の底に沈んでいろ
好き貝 おまえなど 好き貝